沖縄のビーチフォトで失敗する前に!後悔しないための4つの注意点|沖縄ウェディングオンライン
2019.4.4沖縄フォトウェディングの注意点や対策
沖縄のビーチフォトで失敗する前に!後悔しないための4つの注意点
沖縄でビーチフォトを撮影するなら気になるのはやっぱり天気。晴れてさえくれれば万事OK!
なんて、思っていませんか?そんな方はこの記事を読んでビーチフォトの注意点をしっかりと覚えておきましょう。
そうすれば、いつ、どこで撮影すれば理想のビーチフォトウェディングが叶うのかがきっと分かります。
注意点その1・・・太陽の角度や日照時間、ビーチの位置をチェック
まず、ビーチフォトを撮影するにあたって注意したいのは、太陽の角度とビーチの角度です。
例えば西向きのビーチは陸側から太陽が昇り、海側に日が沈みます。
東向きのビーチは海側から太陽が昇り、陸側に日が沈みます。
さて、こちらの写真はとっても美しいサンセットフォト。
ふたりの背後で水平線に沈んでいく夕日。とってもロマンチックですね。
この写真が撮影できるのは、当たり前ですが西向きのビーチでなければならないので注意が必要です。
●沖縄本島/安冨祖ビーチ
沖縄本島の安冨祖ビーチは西向きのビーチです。午後になると水面が太陽の光で乱反射し、水平線の向こう側に太陽が沈みます。
●石垣島/底地ビーチ
石垣島の底地ビーチは西向きのビーチです。タバガービーチとも近く、ビーチの状況によって撮影場所が調整できるため、サンセットを撮影したい場合は底地ビーチの方がおすすめです。
●石垣島/タバガービーチ
石垣島のタバガービーチは東向きの天然ビーチです。サンセットの写真は取れないので注意が必要ですが、水の透明度やビーチの美しさには定評があります。
●宮古島/与那覇前浜ビーチ
宮古島の与那覇前浜ビーチは東洋一とも称される美しいビーチです。東から西に伸びるビーチがカーブして北向きになっているため、撮影ポイントを変えるだけでさまざまな写真を撮影することが可能です。
上のMAPは「日の出・日の入りマップ」というサイトを使ってチェックしたそれぞれのビーチの10月の日の出、日の入りの太陽の角度です。
それぞれのビーチでさまざまな特徴があることが分かると思います。
撮影場所はそれぞれのお店のプランによっても異なりますので、どんなビーチなのか、どこにあってどっち向きなのかなど、いろいろと調べておくことをおすすめします。
【各ビーチで撮影できるフォトウェディングプラン一覧はコチラ】
沖縄本島・石垣島・宮古島・瀬底島・水納島・伊江島で海に入って撮影できるフォトウェディングプラン
沖縄本島、瀬底島、瀬長島でビーチフォトができるフォトウェディングプラン
石垣島・竹富島でビーチフォトが撮影できるフォトウェディングプラン
宮古島・伊良部島・下地島でビーチフォトが撮影できるフォトウェディングプラン
撮影当日の日の出日の入りを調べておきましょう
ここで注意点は関係ないですが、突然の問題です。
①夏至は、1年のうち日照時間が最も長く日の入りの時間が最も遅い日である
②夏至は、1年のうち日照時間が最も長いが日の入り時間が最も遅い日ではない
③夏至は、1年のうち日の入り時間が最も遅い日だが日照時間が最も長い日ではない
④夏至は、1年のうち日照時間が最も長い日でも日の入り時間が最も遅い日でもない
≫国立天文台のサイトへ
夏至の反対が冬至になりますが、いずれも1年のうちで日照時間が最も長い(冬至は短い)日にはなりますが、地軸が23.4度傾いている影響があるのか、日の出・日の入りの時間は少しズレがあるようで、夏至の日は1年を通して日の入りが最も遅い日ではないようです。
といっても、1分単位の誤差なので特に注意することはなさそうですが。
注意しておきたいのは何時に日が沈むかの方です。
夏至近くの日の入り時間は19:30頃で、夕焼け空は日が沈んだ後にキレイになることが多いため、そのあたりも加味すると時間の調整がかなり必要になってきます。
冬至近くの日の入り時間は17:50頃で、時間にすると1時間半以上もズレがあることが分かります。
特にサンセットフォトを撮りたい場合は太陽が沈む時間に撮影をする必要があるため、カメラマンとの刷り合わせが必要です。
沖縄ウェディングオンラインのサンセットはオプションになり、+30分&50カット追加になります。
例えば夏のフォトウェディングであれば、17:00から撮影をしても19時で、その後サンセットを30分程度撮影というカタチになります。
着替えてお引き上げまで終わらせると21時近くにはなりますので、そこから那覇のホテルに・・・となると街でゆっくりご飯を食べてという時間ではなくなってしまいますよね。
これとは逆に、冬に午後からフォトウェディングをする場合も注意が必要です。
例えば、15時から撮影を始めた場合、終わるのは17時頃です。日の入りから1時間前というとだいぶ太陽が傾いてきているので写真の雰囲気が変わってきます。
日中、青空と青い海の下で背中合わせに座って撮影すると、とても爽やかな雰囲気の写真になります。
夏のまぶしい日差しの中、優しい波の音が響き渡る特別な1日・・・といった感じです。
夕暮れ時が近くなると、砂浜に長い影が伸び、空や海の色も少しずつサンセットの雰囲気をまとってきます。
すると、同じ背中合わせの写真を撮っても少し雰囲気が変わっている気がしませんか?
どこかノスタルジックな感じが漂い、1日を過ごして楽しかった非日常の瞬間を思い出すように波音に耳を傾ける・・・そんなふたりを連想します。
時間帯によって撮影できる写真がふたりのイメージに合っているかどうかなので、撮りたい写真がどちらなのかをきちんと考えた上で撮影の予定を立てるように注意しましょう。
注意点その2・・・やっぱり気になるお天気のことをチェック
天気に気をつけましょう!と言っても、降っている雨を晴れさせることはできませんし、来てしまった台風をどうにかすることもできません。
お天気について気をつけることはふたつ。
①もし、雨が降ってしまったり台風が着てしまった場合どうなるかを調べておく
②できるだけ雨が降らないようにできることはないか調べておく
雨が降った時の条件はお店によってさまざま
晴れの日に撮影がしたいという気持ちはおそらく沖縄のビーチで撮影をするなら誰しもが持っていると思います。
沖縄で写真を撮るのに雨の方がいいなんていう人はいませんよね。
それでも、やはり雨はそれなりの確率で降ってしまいます。
ハワイであろうがモルディブであろうが、地球上のビーチである限り雨が降らない場所はありませんので、それよりも、雨が降った場合にやらなければならないこと、そうなる前に確認しておくべき注意事項を把握しておく必要があります。
①雨が降った時(または降りそうなとき)に撮影をやめるのか、そのまま撮影をするのか
②雨が降ってしまったら撮影は延期なのかキャンセルなのか
③撮影をやめるのであれば、お金のことはどうなるのか
④撮影を延期するのであれば、お金のことはどうなるのか
☆ウェディングオンラインの天候不良時のこまかいルールはこちら
沖縄ウェディングオンラインのことを例に出していうと、フォトウェディングの撮影当日にもしも雨が降ってしまった場合、カメラマンが撮影できないと判断した場合は雨天時の撮影保障がついています。
事前にご相談いただければ提案することも可能なので、不安な方はぜひご相談ください。
できる限り雨が降らない日を選ぶ方法
そうは言っても、例えば50%で晴れる月と80%で晴れる月があり、どちらでも自由に選んでよいとなれば、晴れる確率が高い日を選びたいとは思いませんか?
それをある程度知ることができるのが「統計」です。
≫沖縄気象台のサイトにて、1981年から2010年までの天気の統計や、1951年以降の梅雨入りと梅雨明けがいつ頃になるかというデータ、1951年以降で台風が上陸した回数などを見ることができます。
例えば、沖縄で台風が一度も来ないのは12月~3月。梅雨は5月~6月にかけてなので冬はあまり関係ありません。
統計上、雨はそれほど降らないようですが、曇りの日が比較的多く、気持ちよく晴れるという日が他と比べて多いわけではないようです。
注目すべきは12月の初旬からクリスマスぐらいにかけて。
晴れの数字がかなり高く、12/7は73%の確率で晴れという驚異的なデータが出ています。
100%晴れるという保証はできませんが、かなり高い確率で晴れの日に撮影が叶うと予想ができます。
注意点その3・・・天気だけでなく、干潮の時間も要注意
晴れていれば万事OKと思っている方、沖縄の海を甘く見てはいけません。
というのも、沖縄の海は遠浅で有名。つまり、かなり遠くまで浅瀬の部分が続いているのです。
こちらは2017/5/14の13:30頃の写真です。
≫気象庁のサイトにある干潮・満潮の時間によると、5/14の干潮時間は14:30。つまり、潮がどんどん引いていっている時間帯です。
満潮が朝の8:00頃。満潮時と干潮時の潮位の差が1.5メートル。6.5時間で1.5メートル下がる計算なので、13:30であれば1メートル30センチほど満潮時に比べて潮が引いている計算になります。
さらに、満月や新月の時期は大潮になり、干潮と満潮の差は最大で2メートルにおよぶこともあります。
気にしていなかった結果、時期と時間が重なってしまうと海がかなり干上がった状態になることも考えられます。
こちらは宮古島のオプションにある池間島のプランで撮影ができる場所。
ここは潮位が高いと砂浜はすべて海に沈んでしまいます。
ですから、さきほどとは反対で干潮時を狙って訪れる必要があります。
詳しくは記事にまとめてありますのでチェックしてみてください。
https://okinawa-wedding.online/photowedding-guide/ikemajima/
干潮時だけでなく時々刻々と変わる水位が海の色に影響している
例えば沖縄で9月の中旬に撮影した2枚の写真を比べてみましょう。
こちらは9月18日の14時頃に撮影された写真です。キレイな青空と淡いエメラルドグリーンから濃いコバルトブルーに変わるグラデーションカラーの海がポイント。
淡く澄み渡った爽やかな海といったイメージですね。
こちらは9月26日の10時頃に撮影された写真です。かなり濃いエメラルドグリーンの海が印象的で、彩りが本の数日前に撮影された上の写真ともまったく異なりますよね。
さて、上の2枚の写真はいったい何が違うのでしょうか。
2枚とも空の色がそんなに違いませんので、同じくらいよく晴れた1日だったと推測されます。
どちらの写真の方が良いというのは好みの問題なので、おそらく人によって違うと思いますが、ふたつの写真で海の色だけが大きく違っています。
これは海の干満差によってできる色の違いです。
上の写真が撮影された9月18日の14時頃は、11:30の干潮と18:00頃の満潮のちょうど間ぐらい。
下の写真が撮影された9月26日の10時頃は、10:30の満潮とほぼピッタリ。
つまり、下の写真の方が上の写真よりも水深が深くなっています。
こちらの記事にも書いたとおり、海の深さに応じて水の色は変化します。
●水位が深ければ海の色がより青くなる理由はこちらでチェック
海の干満差は、フォトウェディングでふたりの背景を彩る海の色に大きく影響するので、干潮時に撮影すると遠浅の海が干上がってしまう可能性があるということだけでなく、時間帯によって水位が変わるので、それに影響されて海の青も時々刻々と変化します。
注意点その4・・・海に入る場合はクラゲにも注意
沖縄で最も注意しなければならないクラゲといえば「ハブクラゲ」です。
長い触手に触れるとそれだけで危険なので、ハブクラゲの情報は現地の方にも聞きながらチェックしておいた方がよさそうです。
海水浴場などではクラゲ用の防護ネットが設けられているところもあるようなので、気になる場合は撮影場所をそういった観光ビーチにしても良いかもしれません。
ただ、ネットがあるから100%大丈夫かというと、そういうわけでもありませんし、観光ビーチのすべてにクラゲ防護ネットが設置されているというわけでもありません。
一般的にクラゲに注意する必要があるのは5月~10月と言われていて、被害もこの時期に多いとされています。
ただ、この時期に海に入る人が多いということもあり、実際にはクラゲ自体は年中いるので、冬ならば安心というわけではありません。
逆に、本州のようにお盆の時期になるとクラゲが大量発生するということもまずないようです。
現地の方も決して頻繁に遭遇するということではないようですので、過度に警戒してせっかくの沖縄を海なしで過ごすのはもったいない気がします。
トラッシュ・ザ・ドレス ウェディングの場合、海を泳ぐわけではありませんし、ハブクラゲには遊泳能力はあるようですが、人を襲いに来るというわけではありません。
また、クラゲは一様にかさを持っていて、泳いでいる時に比べて泳いでいない時の方が見分けはつきやすいので、撮影時にある程度周囲の状況を注意して見ておくと良いでしょう。
【沖縄・石垣島・宮古島のフォトウェディングプランはコチラ】
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2019年4月4日更新
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