2021.1.20ポーズやアイテム等のお役立ちアイデア

撮影指示書って必要なの？！

♡撮影指示書を作りたい♡

自分達らしい自然体のかわいい写真を撮って欲しい♡と思って用意した方がいいのか悩むのが「撮影指示書」
撮影指示書とは、カメラマンに「こんなアングルのこんなポーズで写真を撮って欲しい！」という希望を書面などで伝える指示書のようなもの。
これだけは絶対に撮っておきたい！こんな角度では撮って欲しくないなどの要望をカメラマンにお願いすることで、後悔ないウェディングフォトの撮影が叶えられます♡

撮影指示書って？

撮影指示書とは、前撮りやハネムーンフォト、ビーチフォトなどのフォトウェディング撮影のときに、撮って欲しい写真をまとめた資料のこと。

モデルでもない一般の方が、自分の撮りたい写真のイメージを口頭で伝えることは難しいので、撮りたい写真の構図やポーズ、シチュエーションや撮影小物の使い方などを資料にまとめ、カメラマンが迷うことなく撮影できるようにするものです。

撮影指示書を作成する目的は、「撮りたい写真のイメージが伝わること」「好きな写真、嫌いな写真の傾向を伝えること」「ふたりのことを知ってもらうこと」で、一番大事なことは「自分たちが「どんな写真を撮りたい」かをカメラマンに「理解してもらう」ことです。そのために自分達の撮りたい写真のイメージに近い写真を用意して、コメントを付けることで、より理解してもらいやすくすることができます。

カメラマンが困ってしまう撮影指示書って？

良く聞く話しでは、欲張りすぎているということと、細かい細部までがっちがちの指示がしてあるということ。特にロケーションフォト撮影のような屋外での撮影の場合は、天候やロケ地の状況によって、撮りかたも変わるものですが、写真の構図、ポージング、光と影などの陰影などまで指示書に書いてあると、どうしてもそれをその通り仕上げようとしてしまうため、こっちの方がいいのになと思いながらも、指示書に従ってしまい、イマイチの写真になってしまうことがあるということ。

また、最近は特に指示書の指示内容が多すぎて、カメラマンが手腕を発揮する領域がなくなってしまうようなものもあるそうなので、ワンシーンの指示は1つ2つ程度にする。カット数と指定ポーズ数はどの位が適当なのか確認しておく。こんなことに配慮することも必要ですね。

また、当日急に指示書を使って打ち合せしても、手持ちの機材では撮影できない写真や構図などのリクエストにならないように、前もってしっかりと確認しておきましょう。

撮影指示書の作り方

①撮りたい写真に似たイメージ画像を集める
②ExcelやWord、PowerPointなどに写真画像を貼り付ける
③写真画像に注意点などのコメント付け加える

①撮りたい写真に似たイメージ画像を集める
まずはどんな写真を撮影したいのかイメージを固めていきましょう。スタジオのホームページのギャラリー、ピンタレスト、インスタグラムなどで「これ素敵」「こんな写真がいい」「キュンキュンする」と思う写真をとにかくたくさん集めましょう。

その中から、それぞれの画像の使用目的に応じて、絶対に撮影したいものはＡランク、撮っておきたいものはＢランク、できれば残しておきたいものはＣランク、どちらでも良いものはＤランクに選別してみましょう。

その選別した画像枚数を、撮影するカット数で収まるかどうか、カメラマンに確認してみましょう。だいたいはカット数＝シーン数やポーズ数ではないので、注意が必要です。

②ExcelやWord、PowerPointなどに写真画像を貼り付ける
ここの工程はスマホじゃぁ難しいですね。ＰＣでの作業が良いですね。撮りたい写真が決まったら、それぞれのソフトを使って、Ａ４版サイズにイメージ画像を貼り付けていきます。カメラマンは指示書を二つ折りか四つ折りでポケットにしまい、随時確認しながら撮影を行うので、折っても見やすいレイアウトが良いですね。

③写真画像に注意点などのコメント付け加える
撮りたい写真を貼りつけたら、注意点やコメントを書き加えましょう。ボケ具合や遠近感、はっきりとした写真にしたいのか、柔らかい雰囲気重視の写真にしたいのかなどの要望を書きましょう。また苦手なポーズや角度なども具体的に記入しておきましょう。キスやハグは撮っておきたい、嫌いなので雰囲気だけでとかも、書かれているとカメラマンの対応もスムースになります。

そして、その写真のランクを書き添えておきましょう。そうすれば必須なのか、できればなのかでカメラマンが調整して撮影を進めてくれます。

イメージ写真と同じには撮れない！

沖縄のビーチなのでの撮影などは特に、イメージしている写真と同じようには撮れないということを予め理解しておきましょう。キレイで美しい風景をバックにしたウェディングフォトをどうしても期待してしまいますが、実際の撮影日ではロケ地や時間帯、光の角度などが異なるために、全く同じになるということは、ほとんどないということを認識しておく必要があります。

まとめ

撮影指示書の作り方やポイントについてご紹介しました。重要なポイントは以下の通り！
●カメラマンに撮りたい写真を「よく理解」してもらうこと
●撮りたい写真にランク付けをしておこう
●苦手なポーズや角度を伝えておこう
●撮りたい写真と撮れる写真が異なることを理解しておこう
●多くを欲張らずにカメラマンを信頼して任せよう
いかがだったでしょうか。ここまで撮影指示書について説明をしてきましたが、撮りたい写真のイメージは固まっていますか？撮影指示書作りは意外と大変ですね。

沖縄ウェディングオンラインでは、「シチュエーションリクエストシート」という撮影指示書をご用意しています。ビーチフォト、チャペルフォト、ウェディングドレスのまま海に入れるトラッシュザドレスの撮影、お子様と一緒に、家族と一緒になど、さまざまなロケ地とシチュエーションに対応した、こんな写真を撮りたいが一目でわかる撮影指示書です。これがあれば撮りたい写真をカメラマンに伝えるのも簡単で、指示書を自分で作ることも不要！なのでご自身でやることは撮りたい写真がどんなのかをSNSなどで見て、ご要望を固めるだけでOKです！

♡シチュエーションリクエストシート♡

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2021年1月20日

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