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沖縄の海が青い理由を分かりやすく図解!エメラルドグリーンの秘密に迫る|沖縄ウェディングオンライン

2020.11.10

沖縄の海が青い理由を分かりやすく図解!エメラルドグリーンの秘密に迫る

「沖縄の海」と言えば、真っ白な砂浜に、どこまでも透き通ったエメラルドグリーンの海。沖縄フォトウェディングを希望するおふたりは、こんな景色をバックにしたフォトをまず思い浮かべるのではないでしょうか。写真で見る沖縄の海は、本州の海では考えられないほど絵になる鮮やかさ。あまりに美し過ぎて、本当にそんなにきれいなの?と疑ってしまう方もいるのでは?
沖縄の海がきれいなのには、ちゃんと理由があるんです。そこで、今回は沖縄の海がどうしてこんなに美しいのかを明らかにします。
透明度が抜群だと海が青やエメラルドグリーンになる理由に迫る


 

なぜ沖縄の海はエメラルドグリーンなの?

沖縄の海がエメラルドグリーン色に見えるのは3つの条件がそろっているから。
①沖縄の砂は白い。さらに言うと、沖縄本島<石垣島<宮古島の砂は白い!
②沖縄は水の透明度がとにかく高い。離島に行くとさらに透明度が高い!
②ビーチが遠浅。とにかくどこに行っても遠浅

では、それぞれにどういった理由があるのでしょうか?
1つひとつを探っていくと、沖縄の海が青い理由はちゃんと存在することに気付きます。

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沖縄の砂が白いので海がキレイに見える!?

まずは沖縄の砂について1つずつ紐解いていきます。
海が青い理由には、白い砂が関係しているって本当なのでしょうか、そもそもどうして沖縄の砂は白いのかなど、気になる疑問をまずは解消していきましょう。

本当に砂が白い方が青く見えるの?

実際には水は無色透明ですが、ここでは均一に同じような青色に見えると仮定しましょう。
実際に撮った写真を元に、だいたいの砂の色を設定、その上に青色を重ねてみると、重なった時の色はそれぞれにまったく異なって見えます。
下の写真は左から、神奈川県の七里ヶ浜、沖縄本島の安冨祖ビーチ、石垣島のタバガービーチ、宮古島の与那覇前浜ビーチです。
白い方が青く、黒っぽい方が黒く見えるので、砂が白い方がもとの青い色がしっかりと見えるということが分かります。
沖縄の海が青やエメラルドグリーンに見える理由のひとつは砂の色にあった

沖縄の砂はどうして白くなるの?

まず、ビーチの砂についてですが、大きく分けて2種類があります。ひとつは海でできたものが打ち上げられた砂。そしてもうひとつが川から流れてきた陸地の砂が海に出て堆積したものです。
海の砂はサンゴが砕けたものやブダイという魚がサンゴを食べて排出したもの、有孔虫の死骸などからできていて、主に石灰質のものが多く、色は白っぽくなります。
一方、山から出てくる砂は赤みを帯びたものや黄色っぽいもの、さらには火山質のものや粘土質のものが含まれると黒っぽい色にもなります。
山でも石灰岩は採れますが、あくまでも地層の一部であり、川の上流から下流まで流れてくる砂がすべて石灰岩になることはありません。
本州でよく見かけるビーチは山から流れてきた砂なのに対し、沖縄のビーチは海から流れてきたものが多く、貝殻や珊瑚など、石灰質のものが多くなるため、白っぽい色になるようです。
白い砂浜に透明な水。そこに光が差し込むと美しい青色やエメラルドグリーンに見える。これが沖縄の海が青い理由

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どうして本州に比べて沖縄のビーチは海から堆積する砂が多いの?

沖縄が本州に比べて海から堆積する石灰質の砂が多い理由として、島だからというのが大きな理由になります。
島だから、陸地から砂を運んでくる川が大きくなりにくく、沖縄には国土交通省で指定されている、いわゆる一級水系と呼ばれる河川がありません。さらに、宮古島には川らしい川もないとのこと。
つまり、陸地から流れ出てくる砂の量が少ないので、自然と海から流れ着く砂が多く堆積するようになったということでしょう。
宮古島の海が青い理由は、遠浅の海と沖縄本島よりもさらに青く見える空にも関係あり

海が青い理由と水の透明度は関係ある?

次に、水が透明だと青く見えるというメカニズムを紐解いていきます。
グラスに水を注いでも透明に見えますし、透明なアクリルを重ねていっても青くはなりません。
では、なぜ水だけが青く見えるのかという疑問を解消していきましょう。

海が青い理由は水が赤い光を吸収するから!?

まず、太陽の光が海面に当たると、水は透明なのでそのまま海に入っていきます。
人間の目に見える光は虹でもおなじみの、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色。
水に入った光分子は、赤系の光から順番に吸収されていきます。
この時、赤や橙は紫に比べて1000倍も吸収されると言われています。
そのため青系の光は吸収されにくいので下の方まで浸透していき本来は透明なはずの水が海では青く見えるのです。
ちなみに、青よりも紫の方が多く残っているのですが、紫は人間の目では認識できにくいため、今回は青が最も強い色として考えていきます。
フォトウェディングを美しく彩る沖縄の海が青い理由は水によって赤や橙の光が吸収されること

浸透していけばいくほど青が残っていくということは、浅ければ浅いほど黄色や緑はまだ残っていることになるので、浅い場所では海の色は赤だけが抜けた状態に、深いところになると青だけが残った状態になります。
ちなみに、実際には水は透明なので、何メートルもの距離を通過しなければ透明のまま。水面付近の赤や橙の色が残っているのはせいぜい10cm程度。
これだけの幅だと水は透明に見えるため、水の色が光の散乱で赤や橙に見えることはありません。

下の写真は水中を写したウェディングフォト。海面から地面までを横から撮影すると、海面付近が少し赤っぽくなっているのが分かると思います。
ほんの10cm程度で赤っぽい部分はなくなり、あとは緑が地面まで続いているというようすを見ると、いかに赤や橙といった色がすぐに吸収されてしまうかが分かりますね。
沖縄フォトウェディングの水中写真を見れば海が青い理由は一目瞭然!

沖縄の海はどうしてこんなに透き通っているの?

沖縄の海の透明度が抜群に高い理由の一つは、プランクトンなどの不純物が少ないこと。貧栄養で流れの速い黒潮が、沖縄に流れ込んでくることや、海にプランクトンのえさになる土や有機物が少ないことで、不純物の少ない、透き通った海水になります。
二つ目の理由は、海底にサンゴが広がっていること。サンゴは、海の中で光合成をしています。海中の二酸化炭素を吸って、綺麗な酸素と浄化作用のあるミネラル分を排出しています。そのおかげで、沖縄の海は、とても綺麗で透明度が高いのです。

海をのぞくとすぐそこにサンゴが。海底に美しいサンゴが広がる様子も、ふたりのフォトに収められます。
沖縄では海が広がるビーチのすぐ近くに珊瑚が広がっていることもあり、珊瑚が水を透明にしてくれることこそが海が青い理由につながっている

こちらは石垣島のタバガービーチ。沖縄でも、天気が悪いと海の色はくすんでしまいがちなビーチが多いです。
しかし、石垣島や宮古島の海の中には、ちょっとくらいの天候の悪さではびくともしないくらい澄んでいるビーチもあるんです。
白い砂と透明度抜群の海なら、近くで撮影するとドレスの足元まで見える透明な水があり、海が青い理由になっている

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海が青い理由には遠浅の海も関係している?

最後に、もうお分かりの方も多いかもしれませんが、遠浅だと海がキレイに見える理由を解説していきます。
どんなに水が透き通っていて砂が白くても、深かったらエメラルドグリーンにならない・・・その理由は?

浅い場所はエメラルドグリーン、深い場所はコバルトブルー

沖縄の海に光が浸透していくと、どんどん青色になっていく理由はさきほど説明した通りですが、実際には青色になり切ってしまう前に地面に到達する場合があります。
これこそが遠浅の海ということになります。
浅ければ浅いほど、黄色や緑が抜けないまま光を通さない地面に到達することになるので、遠浅の海の場合、青色に黄色や緑が残った色、つまり、エメラルドグリーンとなります。

しかし、遠浅の海であれば水の色だけでなく、地面の色も関係してくることになります。
海の色がエメラルドグリーンでも、地面の色が赤や黄色であれば、ここまでキレイなエメラルドグリーンにはなりません。
つまり、砂の色が白ければ白いほど水の色に近い色、エメラルドグリーンになる。これこそが、沖縄の海が青い理由のひとつとなっているのです。
遠浅の海が広がることで、淡く美しいエメラルドグリーンの海に。これこそ海が青い理由のひとつ

石垣島の川平湾や宮古島の与那覇前浜ビーチは、海の色がとても美しく鮮やか。曇りでも多少の雨でも、エメラルドグリーン色の海を望むことができることが多いです。天気が不安定な時期のフォトウェディングで、雨が降ってしまっても、せめて海だけはきれいな写真を残したいと思うなら、天候に左右されにくいビーチをチェックしておくと安心です。
海が青い理由で示す条件が整っている石垣島の川平湾では天気が少々悪くても青い海が見られます

ちなみにこちらは与那覇前浜ビーチで雨天時撮影した写真です。
雨とは思えないくらい、背後の海が青色なのが分かります。
与那覇前浜ビーチでは、雨でも水の色が青く美しい海が広が見られます

宮古島の北部、池間島付近では、遠浅の海に所々深い部分があり、エメラルドグリーンとコバルトブルーが入り混じるとても珍しい光景を見ることができます。
深度が変化することで色が変わる。これこそが海が青い理由の証明


まとめ

①沖縄の砂は白い。さらに言うと、沖縄本島<石垣島<宮古島の砂は白い!
②沖縄は水の透明度がとにかく高い。離島に行くとさらに透明度が高い!
②ビーチが遠浅。とにかくどこに行っても遠浅

この3つのどれが欠けても沖縄の海はエメラルドグリーンにならないということが分かったと思います。
とは言え、太陽の光や水の透明度などは季節や時間帯等によっても異なります。
きれいで青いというだけで、その青さは訪れたタイミングによっても違うので、フォトウェディングを撮影したその瞬間こそが、今しかない沖縄の海の色ということになります。

自分達の沖縄ブルーをしっかりと楽しみながら、美しい沖縄のビーチでたくさんふたりのショットに取り入れて、ここでしか叶わないフォトウェディングをカタチにしてください。
海が青い理由で示す条件が整いやすい沖縄なら、天気が良い日はより美しいエメラルドグリーンの海が見られます

空が青く見えるメカニズムの記事はこちら

沖縄の空が青い理由と夕焼けが赤い理由を分かりやすく解説します


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2020年11月10日更新

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